Aug 20 2010
イギリスの片田舎の夏祭り
私たち一家の現在住んでいる村は、イギリスで最古の国立公園、ピークディストリクト国立公園(Peak district national park)の中にある小さな村です。
生まれ育った札幌で29年、そしてロンドンには5年半暮らした、どちらかと言えば都会っ子だった私が産まれて初めて始めた田舎暮らしも、もう二年以上になりました。
イギリスは特に夏が美しいのですが、大都会のロンドンに住んでいた頃にはあまり縁の無かった、村ごと、そして地域ごとの夏祭りが夏の楽しみの一つです。
村で開催しているお祭りは、これも村人達がこぞって参加して、利益は村のホールの改修費用にしたりします。
今年は教会で行われるアフタヌーンティーもあって、ケーキとお茶を頂いたり、福引きをしたりしますが、景品はあまり素敵ではなかったです。
でも、それも全て有志でやっている物とみんなわかっているので、大した事が無くても、お菓子がそんなに美味しく無くても、皆ニコニコと楽しそうです。
時々、村の子供達がフォークダンスを踊る地域もあり、これもとても可愛らしいです。
ビア フェスティバルを開催する村もそこここにあり、手足は長く、お腹だけ出っ張ったイギリス人のおじさんおばさん達が楽しそうに昼間からビールを飲んでいたりします。
その横では、家族連れ向けにフリーマーケット(こちらではcar boot saleと呼ばれる事が多いです。カーブーツ、とは車のトランクの事です)があり、不要になったDVDやおもちゃ、はたまた食器などが売られています。
そして子供達が大好きなのは、bouncy castleと言って、空気で膨らんだ大きなお城型の遊び場です。これは通常、年齢ごとに別れていて、それぞれ自分の年齢に有った遊び場でピョンピョン飛び跳ねて楽しそうにしています。
この bouncy castleは個人宅でも持っている人が結構居るので、お誕生パーティーなどでは大活躍します。
もしも持っていないお宅で、子供のパーティーが有る場合は、レンタルも出来る様です。
さて、夏祭りの事に話しを戻しますが、今年はそれらの村祭りに加え、長女のルルが参加する小さな学校の(まだ二歳の彼女が参加してるのは、学校の中でも『プレイグループ』と言って二歳から四歳まで参加出来る遊びのグループですが)夏祭りにもちょこっと顔を出しました。
日本で子育てをした事が無いので、日本の学校がどうなのかがわからないのですが、こちらの学校は生徒の父母が、お祭りや行事に積極的に参加している様です。
例えば、お菓子は父母が(多分お母さんが多い事と思いますが)作った物を、そして係員も父母がやっていたりします。
そうして得た利益で、学校の設備を整えたり、また他の行事に役立てたりしています。
お祭りの出し物ですが、二頭引きの荷馬車(一人1ポンド)、お茶&珈琲(一杯50ペンス)、そして可愛い手作りのケーキ達は一つ1ポンドです。
イギリスの平均的なケーキ一つの値段は2、5から3ポンドくらいなので、とてもお安いし、素朴な味が美味しいです。
お腹が空いている人には、どこのお祭りでもハンバーガーとソーセージはつきものですし、なかなか美味しいです。これは2ポンド前後と言った所でしょうか。
食べ物の他には、田舎ならではの、トラクター試乗、何故か消防車と消防隊員が来ていて、消防車に乗せてくれたり、お花を売っているスタンド(お店)、そして子供達にはくじ引き、フェイスペインティングのスタンドなどがあります。
もちろん、フェイスペインティングは父母の方々で腕に自信のある方のヴォランティアです。
その他にも、不要となった絵本やガラクタ?を集めたスタンドが有って、掘り出し物も結構あります。
夏のイギリスへいらした時は、ちょっと田舎に足を伸ばして、こうした田舎の夏祭りにも顔を出してみてくださいね。
家族皆で10ポンド札でおつりが来るほどの金額で、結構楽しい一日になります。
yuri
*1ポンド=現在、約134円です。
ビビ(8ヶ月)です
お祭りのケーキなど